正調名古屋甚句保存会とは、(一部名古屋邦楽協会による)

甚鍵、荒ふく、甚登代と継承されてきた伝統芸能をさらに発展・継承していこうという機運から、昭和39年(1964年)秋に「正調名古屋甚句保存会」が設立され、甚登代を師範の継承者として、当初は名古屋商工会議所会頭が会長に就任してきました。甚登代の下からは多くの名取(約140名)が輩出され、その名取のうち、数名が現在も正調名古屋甚句を広めています。
その後、昭和50年代に甚登代はその弟子の一人である甚富を師範の継承者と指名し、正調名古屋甚句保存会会長には杉戸清(元名古屋市長)が就任した。
甚富は、半田市亀崎の老舗料理屋・望洲楼の出身で、小唄・端唄の家元であり、名古屋祭の郷土芸能祭に正調名古屋甚句を演奏するなど、正調名古屋甚句の発展に寄与した。
平成21年3月(2009年)甚富は、甚登代から名取を許されている甚富蔦を師範の継承者とした。この機会にこれまで空席になっていた正調名古屋甚句保存会会長を名城大学理事長・大橋正昭に要請し、新たな保存会の活動が始まった。

 

私たち、正調名古屋甚句保存会は、この地域の伝統芸能である「正調名古屋甚句」を、広く地域の人に親しんでもらい、将来に継承していくことを目的としています。
正調名古屋甚句を唄ってくださる方々との協力で、一人でも多くの方々に知っていただき、唄っていただくことを願っています。江戸時代から継承されてきたこの伝統郷土芸能を守り、次の時代、人々へと受け継いでいきたいものです。

 

正調名古屋甚句の他にも、小唄、端唄を唄ってみたい方、また三味線を弾いてみたい方は是非お越しください。
連絡は、電話 052-836-8782 

 

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